2011-12-20 08:40:09
データセンターでは、電気通信事業者の光ファイバーやメタル線などの通信回線を大量に利用するため、通常のオフィスビル等と比べて非常に多くの光ケーブル等が引き込み済となっている(また通常、複数の電気通信事業者のサービスが利用可能になってる)ほか、大量のコンピューターからの発熱に対応するため空調設備などが強化されています。また、災害時にもサービスの提供に極力支障が出ないように建物自体も耐震構造とされています。電力会社からの電源供給も複数系統から同時に受けるようになっているほか、電力供給が途絶えた場合に備え大容量の蓄電池や自家発電装置を備えます。データセンター構内で火災が発生した場合にも中に設置されている機器を極力痛めないように、通常のスプリンクラー設備ではなく二酸化炭素やハロンガスによる消火設備を持つのが一般的です。データセンターのフロア内部は多数の配線を通す必要からフリーアクセスフロアとなっており、19インチラックが大量に並ぶのが一般的です。また最近ではコンピュータからの冷気を導入する通路とコンピュータからの発熱を排出する通路を分離する構成を取るデータセンターが増えています。近年では、関東地域での大地震のリスク、関東の大規模停電で明らかになった大規模停電のリスクなどに対する事業継続計画、災害リスクの分散策として大規模データセンターの北海道などへの移転が注目されています。また、相次ぐ顧客情報持ち出しによる情報漏洩対策の重要性からセキュリティ設備の整ったデータセンターの需要が高まっています。